※私がTwitterに投稿している勝ちヒロイン/負けヒロイン関連ツイートも参照。
今から16~17年前の2004(平成16)/08/27に(株)エルフが発売した18歳未満購入禁止のWindowsパソコン用恋愛シミュレーションゲーム「下級生2」(Windows10対応版は現在こちらでダウンロード購入可)でメインヒロイン「柴門たまき」(さいもん・たまき)の悪女ぶりに激怒したという購入者が面白半分で仕掛けたと思われる返品騒動は、それ以後の二次元フィクションにおけるヒロインの処女設定の有無が一般消費者たちの間で日常的に面白おかしく囃し立てられるような光景をたちまち当たり前にしたほどの、伝説的な事件となりました。
あの騒動は私もインターネットで傍から見ていて笑ったなぁ…
※画像1~2:問題の返品騒動に関する写真
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二次元フィクションの女性キャラに対する消費者側の認識や考え方を大きく変えた出来事(いわゆるパラダイムシフト)として私の脳裏に最も焼き付いているのは上記の件ですが、その他にも同種のパラダイムシフトが起こったきっかけとして気になっている事があります。
それが今回の本題である「勝ちヒロイン」「負けヒロイン」です。
それが今回の本題である「勝ちヒロイン」「負けヒロイン」です。
私は近年、幾つかの匿名掲示板でバカ話のやりとりを楽しんでいる中で、いつの頃からか「勝ちヒロイン」や「負けヒロイン」という言い回しを目にする機会が増えました。
主に物語の中で男主人公の恋人または妻になって最終的に幸せを得た女性キャラ(特にヒロイン)を「勝ちヒロイン」,そうなれないまま終わった女性キャラを「負けヒロイン」と呼んで面白おかしく囃し立てたりするような風潮は、一体いつ頃から一般化したのでしょうか?
『年収を基準に人間を「勝ち組」「負け組」と分ける風潮は、1990年代後半に発行された落合信彦氏の著書が発端ではないか?』と推測する説なら、こちらの記事に載っています。元々その延長線上の考え方で「勝ちヒロイン」「負けヒロイン」という言い回しが誕生したのでは?…と私は考えた事もありますが、詳細は今も分かりません。
ただ、米国Twitter社が日本時間2006(平成18)/03/22(水)から本格的にサービス開始した短文投稿用SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Twitter」で関連キーワードを検索してみると、遅くとも2009(平成21)年11月には勝ちヒロイン関連発言,2009(平成21)年6月には負けヒロイン関連発言が、それぞれ既に投稿されていたようです。
(いずれも世界初ツイートの3年以上後)
「もっと古い時期にも投稿されていながら後に削除された」という可能性は当然あるかも知れませんが、いずれにせよ今から12年ほど前の2009(平成21)年から現在の風潮が一般化したと結論づけて良いのではないでしょうか?
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