献血を希望する人は、各献血会場の受付で自分の右手人差し指を専用の読み取り機にかざして静脈パターンを照合する事により本人確認を行う必要があります。これは指紋認証と異なる仕組みで、より確実かつ衛生的という利点があるとの事。
(1) 献血者コード
(2) ログイン用パスワード
(3) 献血記録照会用パスワード
この『ラブラッド』は現在は入会しなくても差し支えないようです。しかし来年2026(令和8)/01/05(月)からは献血カード/献血手帳が使えなくなり、その代わりとして『ラブラッド』のスマートフォン用アプリ(Android対応版またはiPhone対応版)が必須となります。
そのため「スマートフォンを持ってない人」または「スマートフォンでのアプリ利用が苦手な人」は、今後あと1年弱で献血を実質上ほぼ断念せざるを得なくなるでしょう。
一つのスマートフォンで二人以上の『ラブラッド』アカウントを管理する事も可能ですが、個人的には正直ちょっとオススメできません。
一つのスマートフォンで二人以上の『ラブラッド』アカウントを管理する事も可能ですが、個人的には正直ちょっとオススメできません。
日本赤十字社は「今後も患者さんに血液を安定的に届けるためには、今まで以上に若い世代の献血へのご理解とご協力が必要となります」と主張しています。その対策および献血受付業務の効率化やコストダウンを図る目的で、元々2022(令和4)/09/28に導入された『ラブラッド』のスマートフォン用アプリを来年2026(令和8)年から必須としているのでしょう。
このアプリはAndroid対応版だけで累計ダウンロード数が既に50万回を超えていたので、一応それらの目論みは成功しつつあると判定して良さそうな気もします。しかし本当にそれで良いのでしょうか?
そんな疑問や不安から、今回この記事を本ブログに投稿した次第です。
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画像1:Androidスマートフォン用『ラブラッド』アプリをダウンロードするためのWeb画面。
画像2:Androidスマートフォン用『ラブラッド』アプリを私のスマートフォンで初めて起動~ログインした直後のアプリ画面。各献血会場の受付では、このアプリ画面に表示される献血者コードのバーコードを係員に読み取ってもらう事になる。Webブラウザ版『ラブラッド』では献血者コードのバーコードが表示されないため、どうしてもアプリが必要。
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