昔話をしよう。
まずは自宅から1.5km以上離れていた小学校へ入学した初日…
初めての集団下校時に私は何をトチ狂ったのか、自宅とは反対の方向へ向かう集団に混ざって一緒に歩いてしまい、いつの間にか一人きりになった時には小学校から2.5km以上(自宅からは計4km以上)も離れていた。
それから慌てて「おうちをまちがえたぁ~」と号泣しながら夕暮れの中を走って帰宅。
今にして思えば元々それが一人旅を好む最初のきっかけになったのかも知れない。
時が流れて小学6年生の頃…
私はサイクリングと称して片道1時間かけて8~9km先の隣町へ自転車で遊びに行った。
当時の私にとっては、それも立派な一人旅だった。
(今なら自転車で片道1時間かければ15~16km先へ行けるのだが)
更に時が流れて今、私の転居回数は既に7回。
これまで四国・関西・東海・関東を自分の勤務先の都合で(または子供の頃に親に連れられて)渡り歩き、今は愛媛県内の生家を再び現住所にしている。(ひょっとしたら死ぬまでに今後あと1~2回は転居するハメになるかも?できれば、このまま生家で天寿を全うしたいんだけどな…)
また、足を踏み入れたり車で素通りした事すら一度もない都道府県は、今では北海道,山形県,茨城県のみ。
(秋田県,栃木県,群馬県,埼玉県,福岡県,佐賀県,熊本県の7県については、車で少し素通りした経験しかない。また、海外渡航経験は皆無)
一応それくらい旅と縁がある私としては、四国八十八ヶ所霊場を徒歩で巡礼している人たちや長距離サイクリングに勤しむ人たちを見ると、多少なりとも親近感が湧いてくる。
その一方で、「自分だけが感じる地元の小さな魅力」とでも言い表せそうな感覚を、これからは死ぬまで大切にしていきたい。
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