私が2011(平成23)/11/16にWindowsパソコン用テキストエディタ「EmEditor Professional」の永久ライセンスを買ってから、先日ついに10年が過ぎました。
これを記念して今回は、個人的に印象的だったテキストエディタ(有料/無料)を計9本紹介します。(ずっと前にTwitterで全て紹介済ですが、それらを纏める意味合いで…)
「秀丸エディタ」 Windows用
Unicode対応。有料ですが、Windows用テキストエディタの中では最も他人に勧めやすい堅実なソフトだと思います。特に企業向けとしては安心感が最高峰と言えるのでは?
「EmEditor Professional」 Windows用
Unicode対応。かなり高性能で使いやすくて個人的には最も好き。しかしサポート体制の迷走に辟易した時期が結構あった上に、今では値段が高すぎるため、他人にはオススメしづらいです。
実際、私の購入当時は
永久ライセンスが税込4200円でしたが、今では
税込23760円だから「いいものを見つけたら早く買うべし」の典型例とも言えます。
年間サブスクリプション(定期的に料金を支払って利用)ライセンスの場合は、初年度:
税込5280円,2年目以降:
初年度の半額を毎年支払う必要あり。(今後もっと値上げされる可能性あり?)
ただし無料の
Free版もあるため、そちらに手を出してみる価値は充分あると思います。
「サクラエディタ」(Sakura-Editor) Windows用
Unicode対応。無料のテキストエディタとしては個人的に一番だと思います。
しかし
「Ctrl」キーと「W」を同時に押す操作が、初期状態ではファイル操作系の「閉じる」ではなく選択系の「現在位置の単語選択」に割り当てられているため(後から自由に変更可能ですが)、その一点が致命的で他人にオススメしづらくなっています。
「メモ帳」(notepad.exe) Windows用
元々どのWindowsパソコンでも最初から利用可。細かい仕様はWindowsの種類によりまちまちですが、初心を忘れない意味でも「イザとなったらメモ帳があるさ」と言えるほど最初に使い慣れておく価値はあると思います。
(※画像はWindows8.1の"%windir%\system32\notepad.exe"を起動した状態)
「TeraPad」 Windows用
私は昔、サクラエディタより前に愛用していました。しかし折り返しに関する仕様やUnicode非対応など、既に基本仕様がWindows標準の「メモ帳」にも劣るほど時代遅れとなって久しい。ダメだな…
「MIFES」 MS-DOS用
バージョン5.5がMS-DOS用の最終版。値段は現時点の「EmEditor Professional」永久ライセンスよりも高かったのですが、MS-DOS用のテキストエディタとしては有料/無料を問わず今でも一番好き。
しかし同じ「MIFES」でも
Windows用は嫌い!
(※画像はWindows用のPC-286/386/486/586シリーズ(NEC製PC-9800シリーズと互換性があるEPSON製パソコン)エミュレーターソフト「Anex86」経由で起動したMS-DOS用バージョン5.1の画面)
「VZ Editor」 MS-DOS用 (
バージョン1.6'「私家版」が1995/04/02から公開中)
MS-DOS用有料テキストエディタの中では昔「MIFES」と人気を二分した印象が強く、コンパクトで小回りが利きそうな感じでしたが、全体的な使い勝手は私の好みから少し外れていました。
ちなみに「VZ Editor」の後継ソフトと言えるWindows用「
WZ EDITOR」は、MS-DOS用「VZ Editor」やWindows用「MIFES」よりも更に苦手でした。
「TATEditor」 Windows用
Unicode対応の縦書きテキストエディタ。なかなか面白くて注目に値すると思います。
「VerticalEditor」 Windows用
Unicode非対応の縦書きテキストエディタ。400字詰め原稿用紙のスタイルで表示される初期状態は、印象的で注目に値すると思います。
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