2019年3月25日月曜日

一太郎2017発売,私のワープロ遍歴

(元々2017/02/05に旧ブログへ初投稿)

2017/02/03、Windowsパソコン用ワープロソフト「一太郎」(いちたろう)の2017年度版…すなわち「一太郎2017」が、(株)ジャストシステムから発売されました。
同社は公式サイト内の沿革によると、1982年10月に8ビットコンピューター用OS(基本ソフト)「CP/M」用の日本語処理システムをデータショウで発表し、1985年8月にはNEC製パソコンPC-9800シリーズ(PC-9801,PC-9821等)で動作する初代の一太郎を発売したとの事。
だからCP/M用日本語処理システムの開発から今に至るまで35年も培われてきたソフトウェア技術が込められているという意味で、一太郎に搭載されている日本語入力システム「ATOK」(エイトック)は「35周年」を謳い文句の一つにしているようです。

これだけ根強い人気のある一太郎ですが、私は学生時代にPC-9800シリーズ版のバージョン3~4を少し使った事があるだけ。バージョン3が比較的快適だったのに対して、バージョン4は極めて鈍重で使いづらかった記憶が微かに残っています。
それより当時は、今は亡きデービーソフト(株)から発売されていたPC-9800シリーズ版「ARUGA」(「P1.EXE」バージョン3.0)のほうが好きでした。こちらは日本語入力システムに「DFJ2」が採用されていて、実際に使ってみると動作速度・機能・デザインのバランスが当時の一太郎シリーズより優れていた印象が強く、フローチャートの作成が特に楽だったように記憶しています。

その後、企業向けパソコンのOSとしてWindows95やWindowsNT4.0が主流になってからは、Microsoft社から市販されている表計算ソフト「Excel」(エクセル)を文書作成で多用。
Excelを使うまでもない文書は"wordpad.exe"すなわち「ワードパッド」(Windows95/NT4.0以降のOSに標準搭載されている簡素でクセの少ない軽快なワープロソフト)で作成するようになりました。
ワードパッドの上位版として市販されている「Word」(ワード)は挙動のクセが強すぎて肌に合わないため、昔も今も使う機会が非常に少ないです。
一方、一太郎2017は最新のHTML5デジタルカタログ(JavaScriptで動作)を一通りチェックしても「少し」どころか「全然」食指が動きません。

ちなみに日本語入力システムは、自宅のWindows7パソコンでは「Microsoft Office IME 2010」からGoogle社の「Google 日本語入力」に切り替えて現在に至っています。

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