2024年2月22日木曜日

忍び寄る地方都市の過疎化

※私がTwitter(現X)に投稿している新居浜市関連発言も参照。

2020(令和2)年の国勢調査によると、愛媛県の総人口は全国28位の133万4841人で、同県内の市町別人口は以下のトップ3を含む全市町とも前回の調査結果から減少しています(詳細はこちらのPDF文書ファイルを参照)。そのため空き家関連を含む今後の人口減少対策が一層望まれています。

 1位…松山市:51万1192人
 2位…今治市:15万1672人
 3位…新居浜市:11万5938人

私の実家や現住所がある愛媛新居浜市では、その一環として来年2025(令和7)年3月を目標に、市役所の支所を3ヶ所(上部支所/川東支所/別子山支所)→1ヶ所(別子山支所のみ)に減らす方針です。

廃止予定の上部支所と川東支所には職員が5人ずつ配置され、住民票や印鑑登録などの届け出や証明書の交付など年間およそ4万件の窓口業務を取り扱っていますが、その6割以上はコンビニで対応可能との事。コンビニで扱う手続きは今後も更に増える予定だから、それに伴い支所を減らしても差し支えないと判断されたようです。詳細はこちらまたはこちらの報道記事を参照。

このような動きは、山間部や離島の過疎地域と無縁そうな他の市街地や都道府県にとっても、決して対岸の火事ではないと思います。本州側の大都市も、今の内に将来の人口減少対策をもっと真剣に考え始めておくべきではないでしょうか?

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画像1:別子山支所~上部支所(廃止予定)~市役所~川東支所(廃止予定)を結ぶ計40km超の移動経路(※元々この発言に掲載)。Googleマップではこちらも参照。

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※Googleマップ上で「"新居浜市役所" OR ("新居浜市" AND "支所")」を検索した結果は、以下の位置情報を参照。
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