2018年1月2日火曜日

昔「お笑いマンガ道場」を嫌いになった理由

前回の記事の中で私は紅白歌合戦を見なくなった直接のきっかけとして、1984年末の第35回において堂々と盛大に行われたヤラセを挙げました。
その理由は勝負内容と直接関係ない不公正かつ身勝手な筋書きで強引に優勝チームを決めてしまった事が、子供の頃の私に強烈な嫌悪感しか残さなかったからです。

テレビの実写バラエティ番組で仮にも勝負事という形式をとっているイベントなら本来、公正なルールに基づく「どちらが最後に勝つのか分からない」または「筋書きのないドラマ」といった要素が、フィクションの場合より一段と重要だと思うのですが…

さて、不公正かつ身勝手な筋書きで強引に勝敗を決められたため以後の視聴を完全に打ち切った昔のテレビ番組は、紅白歌合戦の他にもう一つあります。
それが今回の本題である「お笑いマンガ道場」で、中京テレビ放送(株)をキー局として日本テレビ放送網(株)系列で1976/04/11~1994/03/27の約18年に渡り放映されました。

今から何年前の出来事かは忘れましたが、鈴木義司をリーダーとするチームと富永一朗をリーダーとするチームの2チームに分かれて勝敗を競う正月特番形式で、明らかに勝敗が決したと思われていた状況が、司会の柏村武昭による「お正月だから」という訳の分からない言い訳で強引に引き分けとなってしまったのです。
その顛末に激怒したから私は以後その番組を一切見なくなりました。

紅白歌合戦の場合もそうですが、贔屓のチームが勝ちそうな状況をフイにされたというレベルの理由で見なくなったのではありません。
どちらが勝つにせよ勝負内容とは直接関係ない不公正かつ身勝手な筋書きで強引に勝敗結果を決められた事が、視聴打ち切りの決め手となったのです。
これが単なるバラエティ番組ではなく作り話として最初から周知徹底されていれば、当時これほど怒る事はなかったかも知れません。

0 件のコメント:

コメントを投稿