2019年3月25日月曜日

ロードス島戦記オンラインの現状

(元々2016/07/17,2017/02/04に旧ブログへ投稿した2件の記事を集約)

元々「ロードス島戦記」は安田均を中心とするグループSNE(1987/10/01に株式会社化)が米国製テーブルトークRPG「Dungeons & Dragons」(ダンジョンズ&ドラゴンズ…通称D&D)を日本に紹介するため、(株)KADOKAWA(当時は(株)角川書店)のパソコン情報誌「コンプティーク」の1986年9月号以降(今から30年近く前)に連載された誌上リプレイ企画です。
そのリプレイ内容を基に水野良(グループSNE創立メンバーの一人)が執筆した小説は、第1弾「灰色の魔女」が1988/04/10に角川文庫から発売されて以来シリーズ化や各種メディアミックス展開により日本のライトノベル業界の礎の一つとなり、2005年に小説シリーズ累計発行部数が1000万部を超えるなど、長年に渡り絶大な人気を得ました。
(まだライトノベルという言葉がなかった1989年に角川スニーカー文庫が創刊すると、出版元が角川文庫からそこへ移行)

この小説を基にしたアイテム課金方式のWindowsパソコン用MMORPG(大規模多人数参加型オンラインRPG)「ロードス島戦記オンライン」は、韓国企業のL&K Logic Korea社が開発し、東京都内にある韓国系企業の(株)ゲームオンが会員制インターネットゲームポータルサイト「Pmang(ピーマン)」を通じて運営しています。
2016/02/16にオープンサービスが開始され(こちらも参照)、2016/02/24に正式サービスが開始され(こちらも参照)、以後も定期的に改良や各種イベントが行われています。更にプレイ環境を充実させるため、現在ファリス,マイリー,マーファ,ラーダの4つあるワールド(インターネット上のゲーム用Webサーバー)を2016/07/27に統合予定との事。

私も2016/02/18に会員登録しました。元々ゲームに費やせる時間を確保しづらい中で無課金単独プレイを決め込んでいる上にソフトウェアの安定性が悪いため時間が随分かかり、先日やっと原作主人公パーンたちと共に灰色の魔女カーラを討伐するクエストが終了(その時点でキャラクターレベル25(レベル20の時にエスカイア→パラディンへクラスチェンジ済),冒険者レベル32(駆け出しの冒険者),成長レベル35)。
まだ先は遥かに長いものの結構楽しめてます。

画像1:
2016/07/16現在のタイトル画面(ここではタイトルバーに「ロードス島戦記オンライン. Data Version [1.1.11] Binary Version [1.0.0.20733]」と表示されている)。黄緑色の服を着ている女は、言わずと知れた原作ヒロインのディードリット。このゲームにおいて彼女を含む原作キャラは、実際には誰一人としてプレイヤーのパーティメンバーに加わらず、戦闘前後のイベントなどでプレイヤーと共に行動しているかのように演出されるだけ。更に特定イベントで既に死んだはずの原作キャラが別の町では何事もなかったかのように愚痴るなど、整合性が取れているとは言いがたい。(MMORPGにありがちな欠点と言うべきか?)

画像2:
ゲームの案内役を務める少女アリエン(声優:葵井 歌菜)。見習いとはいえ冒険者ギルドの正式な職員で、女性キャラの中では出番が非常に多い(彼女と仲を深める個別イベントも幾つかある)。そのためプレイヤーにとっては真のヒロインと言えそうだが、主要制作スタッフにとっては「Other」(その他)…つまりモブキャラ同然でしかないようだ。ちなみに彼女がいつも連れ歩いている大型犬ジーニーは、冒険者ギルドのマスコットらしい。

画像3:
タイトル画面にある「クレジット」をクリックすると見られる声優陣の一部(2016/08/10のアップデート後)。「Other」(その他)に纏められている声優25名(サービス当初は23名だった)の一人目「Kana Aoi」が、アリエン,グランディス(オラクルのスキルマスター),フィアンナ王女(ヴァリス王国)の3役を担当した葵井 歌菜らしい。

画像4:
ゲーム開始時に選べるキャラクタークラスは以下の通り。
※シャーマンは2016/08/10のアップデート後から選択可能(こちらも参照)。
※ウォリアーは2017/01/25のアップデート後から選択可能。
・エスカイア(声優:小橋 達也):途中でパラディンかナイトに転職可。
・オラクル(声優:一ノ瀬 翠):途中でプリーストかモンクに転職可。
・マジックユーザー(声優:松本 健太):途中でソーサラーかウォーロックに転職可。
・ローグ(声優:許 綾香):途中でスカウトかシーフに転職可。
シャーマン(声優:石川 由依):途中でエレメンタリストかレンジャーに転職可。
ウォリアー(声優:日野 聡):途中でマーセナリーかアヴェンジャーに転職可。

画像5:
冒険者登録後にタイトル画面で「Game Start」をクリックすると、冒険者選択画面が出る。画像の各キャラは左から以下の通り。
・1番目:キャラクタークラス「エスカイア」を選んだ場合
・2番目:「エスカイア」→「パラディン」に転職後の場合
・3番目:キャラクタークラス「オラクル」を選んだ場合
・4番目:キャラクタークラス「マジックユーザー」を選んだ場合
・5番目:キャラクタークラス「ローグ」を選んだ場合
・6番目:キャラクタークラス「シャーマン」を選んだ場合
・7番目:キャラクタークラス「ウォリアー」を選んだ場合

画像6:
私のプレイヤーキャラ詳細情報。無課金単独プレイでカーラ討伐クエスト終了直後の状態。今まで入手した装備品は戦闘で敵から奪った物またはクエストの報酬だけだが、それでも一応ここまでやれる。

画像7:
ロードス島の全図(上:プロローグ動画の開始直後に見られるマップ,下:ゲーム中いつでも見られるマップ)。私が未だ足を踏み入れる事に成功していない地区は、無課金単独プレイではカーラ討伐クエスト終了時点で9ヶ所ある。まだ先は長い!

 (c)水野良・グループSNE  発行:株式会社KADOKAWA (c)GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved. Developed by L&K Logic Korea Co., Ltd.


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2017/02/04、ロードス島戦記オンラインの全キャラクター削除&アンインストール&Pmang(ピーマン)退会手続きを実施しました。
主な理由や実際の作業内容は別名義でTwitterに投稿した通りですが、元々2016/12/14のアップデートにより冒険者技能[成長]タブと冒険技能(冒険者技能[冒険]タブ)が初期化されたため、冒険者技能の成長技能ポイントと冒険技能ポイントを最初から振り直さなければならない点が直接のきっかけとなりました。

ここ数ヶ月前からプレイが苦痛でしかなくプレイ時間が非常に短くなっていた点も大きな理由の一つですが、一度も課金しなかった割に全体としては相当楽しめたのも確かです。
何しろ当初は原作小説にもあったカーラ討伐クエストくらいまで立ち会えれば充分だと思っていましたが、その後も幾つかイベントやクエストをこなす程度まではプレイ意欲が続いたのですから…

ちなみに最も成長させたパラディンのキャラは昨日の時点で、キャラクターレベル33(パラディン),冒険者レベル152(一人前の冒険者),成長レベル111。

2016/02/18のPmang会員登録から352日しか経ってませんが、これ以上はプレイするための時間と気力が本当に足りないので、もう終わりにします。

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2019/03/25 ヤフーブログ保全月間(2014~2017年分)

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